身体の中から健康をつくる ~ バクテリアセラピー ~

ロイテリ菌を用いた「バクテリアセラピー」

ロイテリ菌を用いた「バクテリアセラピー」

バクテリアセラピーとは

バクテリアセラピーとは

バクテリアセラピーとは、スウェーデンにあるノーベル医学賞診査本部「カロリンスカ医科大学」が産学協同開発した口内菌を管理する新しい方法です。

天然の乳酸菌であるロイテリ菌を用いて優れた善玉菌を体内に補給し、悪玉菌の働きを抑え込んでいくというもので、別名「細菌療法」とも呼ばれています。本来健康な人の身体の中には、悪玉菌、善玉菌、日和見(ひよりみ)菌という3種類の菌が約2Kg住んでいます。これらの菌のバランスが食生活や生活習慣の乱れ、ストレスなどにより善玉菌が減り、悪玉菌が多い状態になると全身に様々な疾患を引き起こす原因になる事が研究で分かってきました。

口内菌のバランスを管理する事で、お口だけでなく全身の疾患の治療補完や予防につなげていく新しい予防医学です。

バクテリアセラピーの安全性

バクテリアセラピーは、もともと体内に存在していた善玉菌であるロイテリ菌を補給するもので、安全性は極めて高いといわれています。
また乳製品などと違い余計な脂肪分や糖分などが入っていないので食事制限が必要な方や妊娠中の方、また新生児から高齢者の方まで安心して取り組む事ができます。

現在欧米の小児歯科や産婦人科、歯周口腔外科、消化器内科などを中心とした世界約60カ国の国と地域で導入を進めています。

また、現在すでに問題が生じている方だけでなく、健康な人が普段から予防として安心して取り組める点も大きなメリットです。

歯科におけるバクテリアセラピー

病源菌の多くは、お口から体内に侵入します。つまりお口は、病気から身体を守る「関所」だといえます。そこで当診療室では、口内菌質を管理するために予防歯学バイオテクノロジー「バクテリアセラピー」に取り組んでいるのです。

まず口内菌のバランス管理から始めることで、お口だけでなく全身疾患に対する治療補完や予防につなげます。これが新しい予防医学「バクテリアセラピー」であり、世界約60箇所近くの国および地域の医療機関が導入を進めているものです。

バクテリアセラピー(ロイテリ菌)の効果

バクテリアセラピーに取り組むことで、従来では考えられなかった次の効果を得ることができます。

効果1:歯周病菌の除菌
6週間で約90%の歯周病菌が除菌されることが確認されています。
効果2:免疫の向上
免疫成分が増量され、アレルギー誘因成分が減量されます。
効果3:アトピーの抑制
アトピー性皮膚炎の乳児50名に12ヶ月間バクテリアセラピーを実施。湿疹面積が57%縮減し、アトピー性皮膚炎の発症リスクが1/4に低減されました。
効果4:ピロリ菌の抑制
ピロリ菌感染性胃潰瘍発症の成人にバクテリアセラピーを実施。30日後には、60%の患者さんにおいてピロリ菌が完全消滅しました。なお胃酸抑制剤(PPI)と併用することで、相乗効果が現れます。
効果5:便秘の改善
実施した患者さんの多くが、開始後8週目で便通が正常化しました。
~1日1回摂取するだけの簡単セルフケア~

バクテリアセラピーは、特別な乳酸菌を自分で摂取するだけの簡単なセルフケアプログラムです。

  • お口の中がベタベタする
  • 歯肉から出血する
  • 歯肉が腫れやすい
  • 虫歯になりやすい
  • 便秘や下痢が続く
  • 風邪をひきやすい
  • 口臭が気になる

これらは体の中の菌バランスが崩れているからかもしれません。バクテリアテラピーで体質を改善してみませんか?